先日、観た映画で
凄く考えさせられる作品があったので、
紹介したいと思います…
『存在のない子供たち』という作品で、
アカデミー賞やカンヌ国際映画祭など
受賞しているので、
知ってる方もいらっしゃると思います !

舞台は、レバノンの貧民街
おそらく12歳の戸籍のない男の子が、
「僕を産んだ罪」で
実の両親を裁判で訴えます
何故、訴えたのか …
それまで男の子が生き抜いてきた
過酷な日々の回想からお話は始まります 映画ガチンコ

この作品では、
貧困、難民、差別、不法移民、
人身売買、児童婚など
さまざまな社会問題が出てきます
幼い子供が、家では暴力
学校に通えず、朝から晩まで働いて
ご飯もまともに食べられず、
犯罪に手を染める、
戸籍がないので病院にも行けない
それが当たり前の街
日本では 当たり前じゃないですよね …!
私も、なかなか現実味がなく
言葉が出ませんでした …
でも、現にこのような国があります
このような人々が過酷に生きてます

この作品の監督は
レバノンで生まれ育った方で、
キャストも、似たような境遇で育った方ばかりで
演技以上のリアルさがありました …!

『誰が悪い』『誰がいけない』 と、
簡単に答えを出せない問題ですが …
この社会を知ることで、
見て見ぬふりや
仕方ないと諦めてしまうことが
減ってほしいなと思いました 表情悲しい

吹き替えがなく、字幕になってしまいますが
よかったら、皆さんも観てみてください手バイバイ

 

 

スタッフS